音ストレスに備えよう

8月は、夏のにぎわいが続く季節。

花火大会の音、突然の雷鳴、台風の接近による気圧の変化……

人にとっては季節の風物詩でも、愛猫・愛犬にとってはストレスのもとになることが多くあります。

動物たちはもともと音に敏感で、耳も聴覚もとても繊細。

大きな音に驚いて隠れたり、ごはんを食べなくなったり、なんとなく落ち着かない様子になったりすることも。

気づかないうちにストレスがたまっていることもあるので、よく観察し、事前に対処してあげることも大切です。


🌿 おすすめの対策①:静かで安心できる空間づくり

クローゼットの中やベッド下など、暗くて狭い場所を好む犬猫は多いですよね。

花火や雷がある日に備え、いざという時に「こもれる安心スペース」を確保してあげることも良いと思います。

カーテンを閉め、テレビや音楽を流してあげるだけでも、音をやわらげる効果があります。


🧴 おすすめの対策②:気持ちをゆるめる“やさしいサポート”

音への不安が強い犬猫には、天然ハーブを使った「スカルキャップ」や「バレリアンプラス」「キティコーム」がおすすめです。

キティコーム」は猫用に調合されたハーブリキッドで、飲み水やごはんに混ぜるだけ。花火や雷の前後に数日続けて使うことで、気持ちの高ぶりをゆるやかに落ち着かせてくれます。合成成分は使っておらず、毎日の暮らしにも取り入れやすいやさしさが魅力です。


🍽 おすすめの対策③:体の内側から “元気をサポート”

心の状態は腸の状態を反映していることも多くあります。

音のストレスだけでなく、夏の暑さや湿度で体調を崩しやすいこの時期。腸の元気を支える「バランスアルファ」もおすすめです。

乳酸菌や酵母を含む植物性の発酵飲料で、食欲が落ちていたり、便がゆるくなりがちだったりする犬猫にも◎。ごはんにかけてあげるだけで、体の内側から元気をサポートしてくれます。


最後にヴィジョンズの看板犬ルースのトレーニング経験をお伝えいたします。

幼少期の性格を判断し、肯定的な経験をさせることがその後を大きく変える

「音ストレス」への備として、日々の生活の中でトレーニングを積み重ねていくことができます。

幼少期から音に慣れる“社会化”をはじめるのがもっともスムーズで効果的ですが、いつからでも、愛犬の性格や個性に合わせたやり方で取り組むことは可能です。

ヴィジョンズの看板犬ルースは、子犬の時から頭が賢く、繊細で過度な慎重派。猟犬種でもあるため。動くものや音など、あらゆる刺激に瞬時に反応してしまう犬でした。

賢く繊細な性質を持つ犬は、より肯定的な成功体験を積ませることが重要です。

このままでは将来、人間社会で生きていくには難しい犬になると判断し、ルースには、生活で必ず耳に入るものを肯定的に慣れさせるために、場所、時間、距離、タイミングに注意をはらいながら、幼少期に日々の生活そのものを“社会化トレーニングの場”として取り組みました。

✱ 「音」と「楽しい」を結びつけるトレーニング

たとえば雷や雨の音に対しては、その音が鳴るたびに「楽しいことが起きる」ように、その時だけ出てくる特別なおもちゃを出して、いつもよりテンションを上げて一緒に遊ぶトレーニングを繰り返し行いました。

最初は室内からはじめ、次に外の状況が見えるベランダや室外の階段の踊り場などで段々と慣れさせ、最後は一緒に外に出て遊びました。

また、時には美味しいおやつを食べさせたり、タイミングが合う時間であれば食事を与えたりと、すべて良いことと結びつけました。

その時に大切なのは、飼い主自身がいつも満面の笑顔でテンションを上げて接すること。

そうしたことを繰り返していくうちに、稲光が走り、雷が鳴るたびにルースは嬉しそうに「外に遊びに行こうよ!」と誘ってくるようになりました。

ネガティブになり得る音が、ポジティブな刺激へと変化していったのです。

後に毎回テンションが高くて多少困りましたが・・・。笑

✱「慣れ」のための距離と時間を意識する

大きな音には色々なものがあります。電車や車の音にも工夫をして接しました。

ガード下を通るときは距離をしっかり保ちながら音を聞かせ毎日5〜10分駅の改札口の前で一緒に立ち止まって音や人の流れを観察させる、などがその例です。

日々少しずつ、場所や駅を変えて体験の幅を広げることで、「ここは怖くない場所」と認識していくようになりました。

また、子どもの声や動きに敏感な頃は、小学校の校門前で朝の時間にほんの5~10分程度、様子を見せることにより、自然と子どもたちの存在に慣れていきました。

✱「今できること」を積み重ねることが大切。

幼少のから取り組むのが何よりも鍵となりますが、つからでも、愛犬に合った方法でトレーニングできす。

ただし、シニアで極度の音響シャイの場合は、前もって音を回避する方が早い場合もあります。くれぐれも負担をかけず、愛犬に合ったやり方を見つけて、決して無理をしないことが大切です。

そして、いきなり慣れさせようとせず、距離や時間、タイミングに配慮しながら、“楽しいこと”“うれしいこと”をたくさん仕込み、少しずつ経験を積み重ねてあげること。

それがきっと、犬たちの心を大きく、しなやかに育てていくのだと思います。

何事も未来を想定して取り組むことでストレスも少なく、お互いハッピーに過ごすことができるようになります。

その犬の世界を広げるのは飼い主さんしかいません。

ヴィジョンズにはトレーナーの仲間もたくさんおります。お困りの際はぜひご相談ください。


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