9月は「敬老の日」がある月。
人も動物も、年齢を重ねてきた存在には、その歩みをねぎらい、これからを穏やかに過ごすための心配りを大切にしたいですね。
犬や猫にも、人と同じように年齢に応じた体の変化があります。
一般的には、7歳前後からシニア期といわれていますが、体の大きさや種類によって少し異なります。
小型犬・猫:7歳ごろから
中型犬:6~7歳ごろから
大型犬:5~6歳ごろから
超大型犬:4~5歳ごろから
“シニア期”は人間の年齢に換算すると40代後半~50歳前後にあたり、愛猫・愛犬にとっては、病気が増える時期というよりも、“変化のサインが現れやすい時期”と捉えるのがいいかもしれません。若い頃と同じように見えても、体の中では少しずつ代謝の変化や、感覚の衰え、水分保持力の低下などが起きています。
だからこそ、今いちど「いつもの過ごし方」を見直してみることが大切です。
✔ごはんはちゃんと飲み込めているかな?
✔お水は十分に飲めているかな?
✔お散歩や遊びの時間に満足できているかな?
✔歩くスピードや階段の上り下りがつらそうじゃないかな?
✔眠る時間は適切だろうか?
✔におい、被毛の状態など最近の様子は変わってきていないかな?
どれも些細なことかもしれませんが、これらを意識することで、愛猫・愛犬の体の変化にいち早く気づき、ケアの質を高めることができますね。
9月は季節の変わり目でもあり、朝晩と日中の気温差が出てくる時期でもあります。冷房による関節のこわばりや胃腸の冷え、食欲のムラが起こりやすくなることも。そんなときには、水分補給をかねて、あたたかいスープをプラスしてあげるのもおすすめです。
年齢に応じたケアに“遅すぎる”ということはありません。
大切な家族の「これから」に目を向ける時間を、少しだけ取ってみませんか?
もしもの備え、大丈夫?
動物たちのための防災を見直す9月
〜“今できること”から、はじめてみよう〜
9月は「防災の日」もあり、人々の防災意識が高まる時期。
また、台風や大雨などの災害が増えやすい季節でもあります。
愛猫・愛犬たちのための“もしも”の備えも、改めて見直してみませんか?
災害は、突然やってくるもの。
だからこそ、いざという時に「どう動くか」「何が必要か」を日頃からイメージしておくことが重要です。年齢に関わらず、防災の備えは命を守る大切な準備です。
ヴィジョンズでは、いざという時に慌てないよう、食べ慣れたドライフードやさまざまな種類のウェットフード、落ち着けるケージやトイレ、ブラッシングや口腔ケア用品まで、看板猫あんずさんのために今年も見直しました。
毎日のケアも、もしもの備えも、どちらも愛猫・愛犬が健やかに歳を重ねていくための大切な時間です。
ヴィジョンズの看板猫のあんずさんも猫らしく(笑)、好んで食べていたものを突然食べなくなったり、その逆もありますので、いざという時の選択肢を広げるため、使われている原料(タンパク質)が異なる、いろいろな種のウェットフードを揃えました。非常時には、人間同様、動物たちも環境やストレスで食欲が落ちやすくなります。そんな時に選択肢が多いほど、安心して乗り越えられるはずです。
さらに、避難時や移動時に安心できるよう、トイレとベッド両方が置けるメッシュのケージを用意してみました。トイレ用品は多めに準備し、心地よい時間を保つために、普段から使っているブラッシング道具や、清潔な環境づくりに役立つバイオスプレールースも防災セットへ。
慣れた場所や環境を再現することも大切ですよね。
「食べる・眠る・排泄・清潔」の基本を守ることが、もしもの時の大きな安心につながります。
防災チェックポイント
☑ フードや飲料水の備蓄は十分にありますか?
☑ 必要な薬などのストックは余分にありますか?
☑ キャリーやリード、トイレ用品はすぐ持ち出せる場所にありますか?
☑ ペットの写真や健康情報を記録したものはありますか?
※ペットの写真と連絡先を明記したものを複数枚、ラミネートするなど、濡れても大丈夫なように準備しておくのがおすすめです
☑ 日頃より家族以外にも避難時の対応をお願いできる関係を築けていますか?
毎日の暮らしの延長でできることは意外と多くあります。
たとえば、レトルトスープ七つの星やトゥルーホース/トゥルーディア、缶詰、手作り磯かまぼこなどを備蓄しておくことで、非常時でも食の選択肢を確保できます。
避難時の清潔維持にはバイオスプレールース、口腔ケアにはバイオペーストルース、健やかな生活のサポートにはバランスアルファがおすすめです。
また、ハーブの力で支えるマシュマロウプラス(お腹の調子が気になるとき)、スカルキャップ/バレリアンプラス(精神的な落ち着き)、オリーブリーフ(感染対策)も、防災バッグに加えておきたいアイテム。
ケガや皮膚のケアにはティーツリークリーム、虫対策には天然ハーブの虫スプレーも忘れずに。
不安定な環境では、動物たちは私たち以上に敏感に反応します。“大丈夫だよ”と落ち着いて伝えられる余裕を持つためにも、今月はほんの少しだけ「もしも」を考える時間をつくってみませんか?
普段からキャリーやクレートに慣れてもらうなど、一緒に避難するための練習を、遊びの延長として取り入れてみるのも良いですね。
🐾 ヴィジョンズの備えておくと安心備品リスト
バランスアルファ:日常からもしもに備える健康づくりに。
バイオペーストルース:日々の口腔ケアで健康維持をサポート。非常時でも口の中をさわやかに保てます。
バイオスプレールース:皮膚や被毛のコンディションを保ち、避難先でも清潔をキープ。
- マシュマロウプラス:おなか調子が気になるときに
- スカルキャップ/バレリアンプラス:心を落ち着かせたいときに
- オリーブリーフ:感染対策に
ティーツリークリーム:ケガや保湿に
天然ハーブの虫スプレー:虫対策に
ドライフード
※賞味期限の比較的長いもの
ウェットフード
- 手作り磯かまぼこ
