正しく体を動かすために!

ビーチで走っている2匹の犬

筋肉の伸び縮みにより骨の動きを生み、骨が筋肉の動きを支え、体を支える。
その筋肉と骨、骨と骨をつなぐ役目である靭帯や色々な方向の動きを可能にする関節などどれもとても大切な部分です。

犬の場合、犬種によっては先天的に弱いと言われている部分があります。
また、後天的や突発的に傷める事も多いのも事実です。
目に見えて幼犬の頃からどこか様子がおかしい、という事を除けば、あまり気にし過ぎずに生活して、日々の予防を考える事の方が重要でしょう。

まず一番気をつけたいのが、やはり幼犬時代でしょう。
すなわち成長期に故障をさせない事はもっとも重要です!
骨格形成や筋肉が育つ段階においての無理は禁物です。
しかしながら基本、毎日の運動は絶対に欠かせません。

成犬や老犬においても一緒で日々お散歩でゆっくり歩いたり、楽しく走ったりと、筋肉を強化し、
関節や靭帯などを伸び縮み運動をすることで、柔軟な体を作ります。
筋肉を強化する事により、弱い部分を補う事も出来ますよね。

同じ歩かせるにも、コンクリートの道ばかりではなく、しっかり爪が入り、脚の肉球でしっかり体重を乗せる事が出来る、土の上や草の上を歩かせることはとても理想的です。

注意しなければいけないのはコンクリートの道での全速力、
脚の裏全体が付いているように見えますが爪は浮いている状態になるので足は滑っています。
土の上を走るように体の踏ん張りは利きません。

無理な体の動きは別の場所の筋肉などの緊張をも起こさせてしまうのです。
またケガの原因の多くはコンクリートにおけるコーナリングの走りで、体重の重心が外にかかるため斜めのまま脚にはかなりの負担がかかります。
筋肉や関節を痛めるのは一瞬の出来事なので何より予防です!
特に体重の重いワンちゃんや大型犬などは気をつけましょう。

逆に砂地での歩行は特にお勧めします。
砂地では体重が一点にかからず分散し色々な筋肉に刺激もありとても良い運動になります。
何より体の負担が少ないため老犬や長いお散歩などにも有効です。

段差のある場所や斜面などはゆっくり昇り降りするように、心がけ、特に何か症状が出ている場合は、斜面・段差はなるべく避けながら、平地をゆっくり歩行する運動を心がけましょう。

また室内においても予防は数多く出来ます。
フローリングや階段などのとても滑る場所では、ラグマットを敷いたり、専用の滑り止めなどを敷く工夫が必要です。

薄めのラグマットは、ずれないように必ず固定しましょう。
高い所から急に飛び降りることが習慣となっている子に多い、骨の変形や脱臼などを防ぐために、床との間に何かワンクッション置くなどする工夫も必要ですね。
これらは犬の年齢にかかわらずに行うことです。

今、すでに目に見えて症状が出ている時、そしていつも同じ状況下に『キャンッ!』と鳴いたりする、
などの時は一度獣医さんに診てもらってください。

普段症状が出ていないけれど、少し使い過ぎた時だけ症状が出る。
また、症状が出ていないけど予防したいなど症状の緩和、または予防などでサプリメントを使用するのも良いでしょう。
その場合は品質の安全や体に優しい天然のものをおすすめいたします。

ヴィジョンズお勧めサプリメント
ヴィジョンズオリジナル緑イ貝とサメ軟骨(粉末タイプ)


いずれにせよ、飼い主さんの日頃の観察と管理が重要なのは確かですね。
食事の管理、体重管理、運動管理、環境管理・・・。

私達飼い主も愛犬と一緒に基礎体力をつけ、柔軟な筋肉を身に着け
転んだぐらいじゃケガしない!
そんな体を日々目指そうじゃありませんか。

















関連記事

  1. 備えて守る

  2. 体は食べるもので出来ている②

  3. 秋になったら心がけたい事

  4. 動物と子供の関係

  5. 雷を怖がる理由とケアについて

  6. バケットリストで思い出作り